ファッション

レッドウイング 9413 ベックマンの紹介

今週も所有しているレッドウイングのブーツを1足紹介します!

今回は少し綺麗めだけどワーク感も兼ね備えているベックマンというブーツです!
私が所有しているSTYLE NO.9413はチェスナットというカラーの品番になりますがが、この色以外の他に3色展開していたブーツになります。

ベックマンってこんなブーツ

ベックマンは2006年から発売されていたブーツで、レッドウイングの創業者である
チャールズ・ベックマンの名前を冠した唯一無二のブーツです。

発売当初はホーウィン社のクロムエクセルレザーを採用していましたが、2007年からはフェザーストーンという革に変更して発売をしていたブーツです。
このフェザーストーンという革は牛1頭から僅か5%しか取れない部位で作られており、レッドウイング社が所有するタンナリーで鞣された、非常に高級感のある革です。

フェザーストーンという革の特徴もあって、ワークブーツだけど綺麗な見た目、履き心地の良いブーツを実現しています。

ベックマンはベックマンソールという『レザー+ラバー貼り』という構成のソールが使用されています。

白底のトラクショントレッドソールとは違った見た目と履き心地も特徴的です。

実はベックマンは販売している中で、一度品番が一度変わっております。
チェスナット色の場合だと、旧品番は9013、新品番が9413となっています。

違いはソールの材質が変わっており、旧品番の時はウレタンソールを採用していましたが、加水分解といった経年劣化が起きてしまうため、新品番ではビブラムソールに変更して発売された背景があります。

その他ベックマンのディテールとしては、8番ラストのDワイズのブーツになっています。
蝋引きの平紐が使われているのも、他のレッドウイングのブーツと比べた時の見た目の違いにも表れていますね。

現在は泣く泣く廃盤に…

そんなベックマンですが、今から約2年前に実は廃盤になってしまっています。

ガーン!残念!!!

コロナ禍による生産体制の縮小によって、本来の安全靴としてのワークブーツの生産が優先されたことによって、ベックマン等のヘリテージラインのブーツの生産数が縮小されたことによります。また、サイバーテロの被害を受けてしまったようで生産工程のノウハウが消えてしまったようです。
(詳しくは公式YouTubeの9:11頃〜

自分は発売終了になる前に、このチェスナット色のベックマンを滑り込みで購入することが出来ました。

また、ベックマンが再販とかになったら良いなぁと密かに思っています。

フラットボックスなら現在も買える!

ベックマンシリーズの中でも唯一今でも購入できる品番があります。
それがSTYLE NO.9060ベックマンフラットボックスです。

通常のベックマンとの違いは、先芯と呼ばれるつま先部分に入っている保護材が抜かれているため、着用しているうちに徐々につま先部分も変化が現れてきます。

また、採用されているレザーもフェザーストーンからブラック「クロンダイク」という茶芯の革に変更されており、履いていく中で徐々に表面にある黒色の塗料が剥がれて本来の茶色の革に変わってくるような仕様になっています。

こちらも非常に渋い仕様のブーツになっています。

ただ、フラットボックスも発売当初から非常に人気で、在庫が入荷しても即完売してしまうようなブーツでなかなか購入することが難しいです。
自分もいつかは欲しいと思っているのですが、まだ手に入れられていません…

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